中国青少年の想像力は世界中で下から一番 印刷
2010年 8月 04日(水曜日) 17:08
「伝統的な教育観念は子どもの想像空間を束縛している。中国教育の解放は子どもの好奇心の解放から始まらなければならない」。中国の有名な教育者である劉道玉氏は3日、武漢紅葉国際学校の第1期卒業生状況説明会で、以上のように述べました。

2009年、国際教育到達度評価学会(IEA)は21カ国で調査した結果、中国の子どもは、計算能力は世界一だが、想像力は後ろから一番、創造力 は後ろから5番目でした。小中学生のうち、自分は好奇心と想像力を持っていると答えたのはわずか4.7%、想像力と創造力を養いたいと答えたのもわずか 14.9%でした。

劉道玉氏は世界で家庭教育を最も重視する2つの国、中国とイスラエルを対比し、「イスラエルの家長は『獅子の育児方法』を実施している。 即ち、子獅子を母獅子から離し、自分で生存方法を学ばせる。一方の中国の家庭教育は両極に走る。可愛がりすぎるか、殴るかだ。中国の子どもの創造力は伝統 的な教育に扼殺されている」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:大野)