中国、外資系企業紛争案件への司法解釈を発表 印刷
2010年 8月 16日(月曜日) 17:58

中国最高人民法院は16日、『外資系企業の紛争案件の裁判に関する若干問題の規定Ⅰ』を発表しました。この司法解釈は16日から実施され、外資系企業の紛争案件に対する裁判の基準を統一し、内外当事者の利益を確保したということです。

最高人民法院の孫軍工報道官は、「ここ2年、外資系企業の紛争案件は対外民商事案件の2割近くを占め、関連の法律問題は非常にややこし い。これまでの外資系企業の法律法規は時代遅れの部分があり、新しい『契約法』『会社法』と噛みあわない部分があった。そのため、今回発表した司法解釈は 裁判の基準を統一し、投資の利便性を促し、外資系企業が中国で発展するための安定した司法環境を整えるものである」と語りました。(08/16 翻訳 者:Lin チェッカー:畠沢)