最後の米軍戦闘部隊、イラクから撤退 印刷
2010年 8月 19日(木曜日) 18:16
 イラク現地時間の19日の午前、最後のイラク駐留米軍部隊はクウェートとの国境を超え、今月31日までに戦闘部隊をイラクから撤退する計画を終えました。  米国政府の関係者によると、戦闘部隊の撤退計画は終えたものの、イラク駐留米軍の戦闘任務は31日まで続きます。また、いまイラク領内にある2つの米軍戦闘部隊は今後、非戦闘部隊に変わり、31日以降はイラク軍隊の訓練任務を担うということです。  米軍の撤退計画によりますと、駐留を続けるおよそ5万人の米軍兵士はイラク軍に支援と訓練を提供し、イラク軍当局に協力して反テロや、アメリカ人と関係者の安全確保に取り組み、2011年末までにイラクから撤退するということです。(08/19 翻訳者:Lin チェッカー:吉野)