米大統領、イラクでの戦闘任務終了を宣言 印刷
2010年 9月 01日(水曜日) 16:21

アメリカのオバマ大統領は現地時間8月31日夜8時に、ホワイトハウスで全国向けにスピーチし、イラク駐留米軍の戦闘任務の終了を正式に宣言しました。

オバマ大統領は、「イラク駐留米軍が立派に使命を遂行し、イラク人民の努力により、イラクの治安と政治情勢が大きく好転した。そこで、米軍の戦闘 任務終了を宣言し、イラク治安部隊と人民に彼らの未来の運命を委ねることにした。戦闘任務は終了したものの、アメリカは依然として、イラクに各種の支援を 提供していく」と強調しました。

オバマ大統領はまた、「イラクでの戦闘任務の終了はアメリカがテロ取締りを集中して行うことに有利だ。また、アメリカが経済回復に重点を置き、巨額の資金を経済回復に投じ、雇用を拡大することにプラスとなる」と述べました。(翻訳:董燕華)