米映画「インセプション」、中国で大人気 印刷
2010年 9月 08日(水曜日) 17:25

アメリカのSF映画「インセプション(Inception、中国語題:盗夢空間)」が今月中国で公開されてから、大人気を呼んでいます。

興行収入は、公開から6日間だけで1億元(約12億円)を超えました。また、この映画はアメリカ映画「アバター(Avatar)」に続 き、IMAX(巨大スクリーンと立体映像、立体音響を使った迫力の大きい映写システム)の鑑賞ブームを引き起こしています。IMAXを導入した映画館は、 全国で「アバター」の14館から16館に増やされましたが、「北京で当日券を手に入れるのは不可能」とまでいわれるなど、観客のニーズには応じきれていま せん。

鑑賞した人でも、映画の中に出た謎などを物理、数学、哲学などを使って解こうとする人が多く、中国のコミュニティサイト「豆瓣網」(douban.com)には、これに関する書き込みが1500件以上寄せられているということです。(鵬)