外資系旅行会社の海外旅行業務取り扱いが可能に 印刷
2010年 9月 09日(木曜日) 17:54

中国の国家観光局は、このほど「9月7日から30日まで、外資系旅行会社による海外旅行業務の取り扱い申請を受ける」と発表しました。

現在、中国に進出している数十社の外資系旅行会社は大半が赤字状態にあります。中国人の海外旅行と国内旅行、外国人の中国旅行のうち、外資系旅行会社は利益の最も大きい海外旅行業務に携わることが禁じられているからです。

しかし、この開放によって、国内の旅行社が得ていた海外旅行業務の利益が小さくなるという懸念も出ています。中国旅遊研究院国際旅遊研究所の責任者蒋依依さんは「旅行会社は、大手も小さいところも、これに対する準備はしたので、心配はない」と語りました。

中国旅遊研究院が発表した最新データによりますと、2009年海外旅行に出た中国人は5000万人に近づき、2010年は5400万人を超える見込みだということです。(翻訳:yin チェッカー:大野)