米国務院、コーラン焼却問題について旅行社に警告 印刷
2010年 9月 10日(金曜日) 15:05
アメリカ国務院は9日に声明を発表し「アメリカ国民が海外へ旅行する場合には、アメリカの牧師によるコーラン焼却計画によって引き起こされた反米の動きに注意する必要がある」と警告しました。

声明は「マスメディアが『アメリカのある牧師がコーラン焼却を計画した』と報道したことを受けて、アフガニスタン、インドネシアなどの国ではこの計画に抗議する反米デモが起こり、中には、過激な抗議活動もある」としました。

また声明は「これらの抗議活動やデモがさらに拡大する可能性は高く、さらに、これらの抗議活動とデモはテロ活動に変わりかねない危うさも あるため、アメリカ国務院はデモが起こる可能性がある地域へ行くことを避けるようアメリカ国民に促す」としました。これと同時にアメリカ国務院は「世界各 地の政府関連施設は依然として警戒を強化している」としました。(翻訳:HUANGJING)