棒持ち伝統の「石がま漁」 湖山池で住民らフナなど捕る 印刷
2018年 2月 14日(水曜日) 23:08

江戸時代前期から続くとされ、鳥取県指定無形民俗文化財になっている伝統的な漁法「石がま漁」が、鳥取市の湖山池で行われ、地域の住民らが棒で追い込む独特の漁法でフナなどを捕った。石がまとは、湖岸から数メートルの場所に大小の石で築いた石積み。釜を伏せたような形から名付けられたという。底部に魚道があり、石のすきまから5メートルほどもある松の棒で底をつつき、湖岸側に設けたいけす「ドウカン」に魚を追い込んで捕る。