県産生ガキ、夏でも安全に 県が浄化技術開発 印刷
2019年 8月 06日(火曜日) 09:18

夏にも生ガキを安全に食べられるよう、広島県立水産海洋技術センターが新たな浄化技術を開発した。これまで、県産の生ガキの出荷解禁は10月だったが、今年は7月中旬に飲食店に出荷を始める。県によると、カキを10~15度ほどの冷たい海水で管理し、紫外線を照射するなどして、食中毒の原因となる細菌を除去。4日以上かけて浄化する。出荷するのは、品種改良したブランド「かき小町」が中心。産卵しないよう品種改良しており、夏でも大ぶりに育つのが特徴だ。