広島で城下町の祭り「広島神輿行列」 200年ぶりに復活、550人が練り歩く 印刷
2015年 10月 13日(火曜日) 23:57

約350年前の江戸時代から始まり50年ごとに行われていた城下町の祭り「広島神輿行列」が10月10日、200年ぶりに復活すると広島経済新聞が報じた。江戸時代の広島を代表する「広島神輿祭り」の「通り御祭礼」は、広島東照宮のみこし行列として、徳川家康の50回忌から始まった。山車やはやしで盛り上げ、城下が一体となってにぎわったが、江戸時代後期の1815(文化12)年を最後に戦争や原爆被害によって50年ごとの開催は途絶えている。被爆70年の今年、200年ぶりに現代に合わせた形で伝統芸能を再現する。