一足早く秋の味覚 広島・世羅でナシ初出荷 印刷
2016年 8月 27日(土曜日) 10:32

県内有数のフルーツの産地、世羅町で特産のナシが17日、初出荷された。今年は梅雨明けが早く、気温が高かったため生育が進み、例年より1週間ほど早い初出荷となった。JA尾道市によると、降雨が少なかったことでやや小ぶりだが、糖度は13度前後と甘くなったという。同町では、2つの生産組合に所属する約30戸のナシ農家が、93ヘクタールの果樹園で主に赤ナシの「幸水」と「豊水」を生産。高地で寒暖の差が大きいことに加えて、袋をかけずに育てるため果実に太陽光が直接当たり、糖度が高くなる。

最終更新 2016年 8月 27日(土曜日) 10:33