福井県が「天狗党ツアー」企画 交流会なども 印刷
2018年 9月 25日(火曜日) 19:52

幕末に挙兵して京を目指した「水戸天狗党」。その活動の中でも多くの足跡を残した越前の地をたどるツアーを福井県が企画した。旧跡めぐりだけでなく、ゆかりの人たちとの交流会などツアーならではのイベントも予定している。天狗党は1864(元治元)年、水戸藩の尊皇攘夷論者たちが旗揚げ。家老の武田耕雲斎を首領に、京にいる一橋慶喜を通じて朝廷に志を伝えようと西進したが、越前・敦賀で降伏。823人の浪士は幽閉され、耕雲斎ら約350人が処刑された。