王国支える技と感性 伝統工芸展金沢展が開幕 印刷
2017年 11月 03日(金曜日) 23:23

第64回日本伝統工芸展金沢展(日本工芸会、北國新聞社など主催)は27日、金沢市の石川県立美術館で始まった。工芸王国石川を支える技と感性が光る348点が公開され、来場者は洗練された美しさをじっくりと鑑賞した。県内在住の人間国宝8氏をはじめ、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門の受賞作や入選作が並べられた。それぞれの作品が計算された造形美や、細かな仕事によって表現されたデザインや色彩の魅力を伝えた。