香港政府が群馬県産食品の輸入の条件としている放射性物質の検査の内容が変更され、青果物の輸出をしやすくなったことが8日、分かった。当初は検査にかかる時間と費用がネックとなり輸出が困難だったが、県は「実質的に青果物の全品目が輸出可能になる」とみている。香港は日本にとって農林水産物の最大の輸出先で、県内の農家や事業者にとって追い風となりそうだ。