築地解体スタート 五輪へ急ピッチ 印刷
2018年 10月 16日(火曜日) 19:32

豊洲市場(江東区)開場にともない83年の歴史に幕を下ろした築地市場(中央区)で11日、解体に向けた作業が始まった。都は周辺の渋滞を防ぐため、1カ月以内に築地から豊洲につながる環状2号線(環二)の暫定道路を開通させる考えを示しており、解体工事を急ぐ構え。都は約1年4カ月かけて、155棟の建物の解体を予定している。2020年東京五輪・パラリンピックで主要な輸送ルートとしての役割も期待される環二は築地跡地を通ることから、都は暫定道路の工事に支障がある青果門の付近の建物から解体に着手し、整備を急ぐとしている。