戦国大名らが好んだ「鷹狩り」の復活に挑む兵庫県姫路市は13日、世界文化遺産・国宝姫路城で、人の手からタカを飛ばす「放鷹術」のショーを開催した。白亜の城を背に、快晴の冬空を舞うタカを観光客らが見入った。鷹狩りは、池田輝政ら歴代城主が権威の象徴としてたしなんだ。同市は昨年、市立動物園で中南米原産のハリスホーク1羽を購入。観光の目玉にしようと、若手飼育員が放鷹術の習得に励んでいる。