空き家を同時に活用し問題を解決。新しい手法として注目される 印刷
2019年 11月 05日(火曜日) 16:48

全国的な課題となっている空き家問題。その解決策として複数の空き家をまとめて改修、ホテルとして活用する取り組みが兵庫県丹波篠山市ですすんでいる。取り組んでいるのはスタートアップ企業のNOTE。同社社長は2018年の旅館業法改正で、フロントが1棟ごとに必要なこと、客室の最低数といった規制の撤廃に着目し、空き家を複数まとめストーリ性を持たせたホテルにするアイディアを思いついた。個性的なホテルは人気を集め、年間利用客数もレストランを含め5,000人以上に。ホテルの成功は若者の移住や飲食店の開業を呼び込み同市は活況を呈している。空き家活用による地域活性化の成功例として注目される。