滋賀産材拡大へCLT普及を 森林資源活用、県が取り組み 印刷
2016年 8月 25日(木曜日) 09:41

滋賀県は県産材の利用拡大のため、新たな建材として広がりつつある「直交集成板(CLT)」の普及に取り組む。今月に入り、県内の市町や林業、建築関係の団体と普及促進会議を設けたほか、知事が全国の首長連合に参加した。戦後に植えられた人工林が伐採時期に入っており、森林資源の有効活用を図る。CLTは1990代にオーストリアで開発された。板の繊維方向が直角に交差するように貼り合わせたパネルで、床や壁などに使う。