最古の大壁建物跡か 奈良・高取の遺跡で発見 印刷
2018年 12月 10日(月曜日) 18:22

奈良県高取町の市尾カンデ遺跡で、大陸から来た渡来人の重要施設とみられる国内最大級の大壁建物跡(東西約14.5メートル、南北約13メートル)が見つかり、同町教育委員会が27日発表した。建築年代は4世紀末~5世紀初めと推定され、最古の大壁建物跡の可能性もある。渡来人が入植を開始したのは5世紀後半と考えられていたが、大幅に早まる可能性が出てきた。