豊臣秀吉が1587(天正15)年に催した「北野大茶湯」に由来する献茶祭が1日、京都市上京区の北野天満宮であった。古儀茶道藪内流の藪内紹智十四代家元が、濃茶と薄茶を神前に供えた。宇治、山城、八幡など府内の8産地から寄せられた碾茶を元に、茶道の4家元2宗匠が毎年交代で献茶をしている。