和歌山県田辺市下川上、日置川の支流「安川」で15日、麦わらの舟に新仏をのせ火を付けて流す盆行事「流れ施餓鬼」があった。遺族らが舟を見送った。地元愛郷会が守り継いでいる県無形民俗文化財。舟は長さ約8メートル、幅約1メートルで、愛郷会の会員が作る。 下川上集会所近くの河原で、近くにある法伝寺の瀬戸道雄住職が経を読み、参列者が焼香した。