災害時に輸送拠点を相互利用へ 九州地方知事会が調整 印刷
2017年 1月 23日(月曜日) 10:47

福岡県の小川洋知事は12日、大規模災害時に支援物資の輸送拠点を、九州・山口8県で相互利用する調整を、九州地方知事会で進めていると明らかにした。発生が予想される南海トラフ巨大地震への対応を強化する。平成28年4月に発生した熊本地震では、熊本県が拠点に想定していた大型展示施設グランメッセ熊本(同県益城町)そのものが被災し、使用できなくなった。このため代替施設を確保するまで、避難所への物資輸送が滞った。