山鹿の夜照らす千人灯籠踊り 印刷
2018年 8月 22日(水曜日) 09:28

熊本県山鹿市の山鹿小グラウンドで16日夜、夏の風物詩「山鹿灯籠まつり」のメイン行事「千人灯籠踊り」があった。直前までぱらついた雨も上がり、和紙製の金灯籠を頭に載せた女性たちが、幾重にも重なる淡い光で夜の闇を彩った。同市では室町時代から、お盆の時期に灯籠を街中に飾る風習があり、灯籠踊りは1954年ごろに始まったとされる。夜を迎えた会場では、県内外から集まった約1000人の踊り手がやぐらを中心に輪を織りなし、地元民謡「よへほ節」の歌や太鼓の調べに合わせてゆったりとした舞を披露した。