春告げる天領おひなまつり 日田 印刷
2019年 2月 25日(月曜日) 18:50

江戸時代に幕府の直轄地・天領として栄えた大分県日田市で15日、「第36回天領日田おひなまつり」が始まった。旧家に伝わるひな人形や、型紙を綿や布で立体的に覆った「おきあげ人形」が14カ所で展示され、春を盛り上げる。3月31日まで。1984年、まちおこしの一環で同市豆田町の草野本家に伝わるひな人形を公開したことから始まった。国指定重要文化財「草野家住宅」では3月24日まで、約300年前の享保雛のほか、ヒノキで作った御殿と42体の人形が1組となった御殿雛など、江戸から明治時代の178体が並ぶ。