バスやタクシーで宅配 宮崎県が「貨客混載」実証事業 人手不足解消地域の足確保へ 印刷
2018年 2月 21日(水曜日) 22:14

宮崎県は2018年度、路線バスやタクシーが乗客と荷物を一緒に運ぶ「貨客混載」で、過疎地の住宅に荷物を届ける実証事業を始める。国が昨年9月、タクシーも荷物を運べるようにした規制緩和を活用する。宅配業者は運転手不足や人口減少による需要減で過疎地への配送が難しくなってきた。路線バスやタクシー会社がこれを肩代わりすることで、地域の足を維持していく狙いもある。