藍の染料「すくも」づくり始まる 上板町 印刷
2015年 12月 18日(金曜日) 23:13

藍染料のすくもをつくるため、藍の葉を寝床と呼ばれる作業所で発酵させる「寝せ込み」の作業が5日、上板町下六條の佐藤阿波藍製造所で始まったと徳島新聞が報じた。寝床では、6月下旬から収穫して乾燥させた一番刈りの葉が高さ1.5メートルほどに積み上げられ、藍師佐藤好昭さんら職人5人が水を打ち、熊手で崩して再び積み上げる作業を繰り返した。今後は二番刈りの葉も加えて、5日ごとに水を打って混ぜ返す「切り返し」を続け、発酵を進める。12月にはすくもが完成する