松山城二之丸史跡庭園で斬新な新作能を披露 子規・漱石生誕150年記念 印刷
2017年 5月 16日(火曜日) 12:58
正岡子規(1867-1902年)と夏目漱石(1867-1916年)の生誕150年を記念し、松山市の松山城二之丸史跡庭園の特設能舞台で10日夜、新作能「子規(ホトトギス)」が披露され、多くの市民が現代的な能楽世界を堪能した。「子規」は松山藩ゆかりの金剛流能楽師、宇高通成さんが創作し、市文化協会の主催で上演。庭園に咲く、カンキツ類の花々の甘い香りに包まれた能舞台で舞囃子や狂言を上演の後、薪に火がともされ、「子規」が始まった。