岩手県、初のクマ出没警報 印刷
2016年 6月 28日(火曜日) 10:09

岩手県は23日、クマの出没による人身被害が県内で相次ぎ、夏場にかけて増加する恐れがあるとして、県全域に「ツキノワグマの出没に関する警報」を出した。警報発表は、2006年に発表要領を制定して以来初めて。19日現在、4月からの出没件数は1068件で、県が統計を取り始めた12年度以降、同期比で最多。人身被害は7件9人(前年同期6件6人)で、山林内だけでなく人里周辺でも襲われている。