山形県沖地震・県内20人が重軽傷 印刷
2019年 6月 28日(金曜日) 09:42

山形県沖を震源とし、鶴岡市で震度6弱を観測した地震から一夜明けた19日、被害状況が明らかとなった。山形新聞が県や各自治体に取材した集計では、鶴岡市を中心に計20人が重軽傷を負った。山形地方気象台によると、県内では2011年に起きた東日本大震災の震度5強を超える観測史上最大の震度となり、本県沿岸部に同震災以来の津波が到達した。鶴岡市内では液状化も起き、小学校の相撲場が倒壊。交通機関は復旧が進んだものの、大規模な停電や断水など生活基盤にも影響が出た。