山形大医学部、がんのリスク解析 喫煙、心臓病との因果関係実証 印刷
2015年 12月 30日(水曜日) 14:35
山形大医学部は22日、病気発症の遺伝的要素と生活習慣の関係を解明する「県コホート研究」の研究成果を発表した。がん患者を含む2千人超を追跡調査した結果、がん罹患後に喫煙するとがんの再発や死亡に結び付く割合が大きくなることや、がん患者は心臓病を発症するリスクが高いことを統計学的に裏付けた。同大は「がんと喫煙、心臓病との因果関係を実証したのは日本で初めて」としている。