最終処分へ「指定廃棄物」初搬入 富岡・国有埋め立て処分場 印刷
2017年 11月 21日(火曜日) 22:04
環境省は17日、東京電力福島第1原発事故で出た県内の指定廃棄物を富岡町の国有埋め立て処分場(旧フクシマエコテッククリーンセンター)に搬入した。国が指定廃棄物を最終処分するのは全国初。県と富岡町、搬入路がある楢葉町が国の計画を受け入れてから約2年を経て、各地に一時保管された指定廃棄物や双葉郡8町村で出た生活ごみの処分に向けた道筋が付いた。同日、富岡、楢葉両町で出た災害がれきの焼却灰などを大型トラック4台で20袋分運び入れた。処分場内の放射線検査建屋で測定した後、クレーンで降ろした。