ドローンで松枯れ調査 静岡県森林・林業研究センターが手法確立 印刷
2019年 7月 09日(火曜日) 09:37

静岡県森林・林業研究センター(浜松市浜北区)の星川健史主任研究員(37)が今春、民生品ドローンを使った松枯れの被害調査に成功した。森林学会大会で発表した。人員配置による現地調査に比べ時間的には9割以上、金銭的にも8割以上のコスト削減が見込めるという。ドローンによる森林調査は各地で研究が進むが、松枯れの調査手法確立は全国初。星川研究員は「実用化レベルに達した。自治体などへの採用を促したい」と話す。