犯罪白書 刑務所入所の高齢者、20年で4倍超 再犯深刻 印刷
2017年 11月 21日(火曜日) 22:01

法務省は17日、2017年版犯罪白書を公表した。昨年1年間に刑務所に入所した受刑者は2万467人(前年比5%減)で、これまで最も少なかった1992年を下回り戦後最少となった。一方、1年間に入所する高齢者(65歳以上)の人数や高齢者率はこの20年間で大幅に増加し最多を更新。昨年入所の高齢者は2498人で97年から約4.2倍になった。約7割が入所2度目以上で、高齢者の再犯状況の深刻さも改めて浮き彫りになっている。