日中経済対話「自由貿易の重要性」確認 8年ぶり開催で来月の首脳会談に弾み 印刷
2018年 4月 18日(水曜日) 19:24

日中両政府は16日、貿易や投資など経済課題を議論する閣僚級の「日中ハイレベル経済対話」を東京都内で開いたと各紙が報じた。米国と中国の貿易摩擦が激しくなる中、日中は自由貿易体制の強化が重要との認識で一致した。日中韓3カ国による自由貿易協定(FTA)と東アジア地域包括的経済連携協定(RCEP)の交渉を加速させる方針でも合意。5月に予定する日中韓首脳会談に向け、経済連携で弾みを付ける。日中の経済対話は2010年8月の北京以来、約8年ぶり。