福田財務次官が辞任、セクハラ発言疑惑で批判相次ぐ 職務困難に 印刷
2018年 4月 21日(土曜日) 12:03

麻生太郎財務相は18日夕、福田淳一事務次官の辞任を発表した。複数の女性記者へのセクハラ発言疑惑を受け、与野党からの批判が高まり、職務の遂行が困難と判断した。森友学園に関する公文書改ざん問題で佐川宣寿前国税庁長官も辞任に追い込まれており、事務方の両トップ不在という異例の事態となる。麻生財務相は、福田氏からの辞任の申し出を認め、閣議での承認を経て発令すると語った。次官の職務は当面、矢野康治官房長が代行する。