人口10万人あたり統計職員 英国の5分の1 業務も分散し非効率 印刷
2019年 2月 12日(火曜日) 19:11

各国政府の統計職員数について、人口10万人あたりで比較した場合、日本は2.1人と米国の半分以下、カナダや英国の5分の1以下と、諸外国と比べて大幅に少ないことが9日、分かったと産経新聞が報じた。職員数が少ないにもかかわらず、日本は統計作業を各省庁が行い、人手も必要な「分散型」の仕組みを取っており、専門家からはこうした非効率な体制が毎月勤労統計など不適切調査の背景にあるとの指摘も出始めている。