台風15号、首都圏直撃 記録的暴風、2人死亡 交通乱れ、93万戸停 印刷
2019年 9月 10日(火曜日) 19:24

強い台風15号は9日未明に東京湾を北上して午前5時前に千葉市付近に上陸し、同8時には茨城県沖に抜けた。関東に上陸した台風では最強級で、記録的な暴風が吹き、非常に激しい雨が降る所があった。首都圏では屋根の飛散や工事用足場の崩落、車の横転、道路の冠水などが発生。在来線は始発から運転見合わせが相次ぎ、通勤・通学の足に影響が出た。 東京都世田谷区では、強風にあおられた50代女性が建物にぶつかり死亡したほか、千葉県大多喜町で80代男性が倒木の下敷きになり死亡。