台風19号被害。運び込まれる大量のゴミに処理追い付かず 印刷
2019年 11月 06日(水曜日) 17:25

風19号による被害を受けた地域では、ゴミ処理能力が限界に達している。家財道具の廃棄によりゴミの量が膨大になったことに加え、処理施設が被災し稼働できない地域もある。福島の浸水被害が大きかった地域では大量のごみが路上に残ったままだ。被災地のひとつ、長野市の処理施設では容量の98%に達したため、受け入れを停止した。ゴミの量が多いことに加え、浸水によりゴミ自体が大量の水分を含んで燃焼効率が悪く、処理に時間がかかっていることも一因。各地の担当者は通常の方法では処理できないと頭を抱えている。