TOHO-NEWS 2012年5月7日 印刷
2012年 5月 07日(月曜日) 15:09

<稼働原発が全国ゼロ>

北電泊3号が停止 42年ぶりに原発稼働が全国ゼロに

北海道電力は5日、定期検査のため午後5時に泊原発3号機の出力の低下を開始したと発表した。これにより国内の原発50基のすべてが停止する。国内で原発の稼働がゼロになるのは1970年以来、42年ぶり。

<竜巻>

竜巻被害は帯状7~8キロに広がる 茨城・つくば

6日午後0時45分ごろ、つくば市や栃木県真岡市などで竜巻が発生した。最も被害の大きかった茨城県つくば市で、竜巻は、長さ7~8キロの帯状に広がっている可能性があることが7日、同県警の調べで分かったと各紙が報じた。茨城県と栃木県では、竜巻により計約780棟が損壊、家屋の下敷きになるなどして、中学3年の男子生徒が死亡、計44人がけがをするなど大きな被害が出た。

 

<仏大統領にオランド氏>

仏大統領にオランド氏 17年ぶり社会党から 「減原発」へ転換

各紙によればフランス大統領選の決選投票は、日本時間7日朝までの開票で、野党社会党のフランソワ・オランド氏が現職のニコラ・サルコジ大統領を破って当選を決めた。社会党大統領は17年ぶりで、1958年発足の第5共和制ではミッテラン元大統領に次ぎ2人目。オランド氏は、欧州危機や原発問題などで掲げた政策転換を直ちに実行すると述べた。

 

<海溝付近の超低周波地震>

海溝付近も震源になる可能性 ゆっくり滑る地震解明

地震が起きないとされてきた海溝周辺の海底下も震源になりうるとの研究成果を、海洋研究開発機構などのチームが6日付の英科学誌に発表したと各紙が報じた。普通の地震よりゆっくり滑る「超低周波地震」の発生メカニズムを解明したという。同じ規模の地震でも長時間続くのが特徴。海溝近くの海底地形を変形させることで、巨大津波につながる可能性もあるという。地震の規模の割に津波が大きい「津波地震」がなぜ起きるのか不明だったが、このタイプの地震が原因の可能性もあるとしている。

 

<東京ホタル>

幻想的な光アート「東京ホタル」 隅田川

東京・隅田川で6日夜、ホタルに見立てた約10万個のLEDを放流するイベント「東京ホタル」があったと各紙が報じた。近くの東京スカイツリーもライトアップされ、周囲は幻想的な光のアートに包まれた。墨田区や台東区などで作る実行委員会が主催。使われたのはパナソニックが提供した「いのり星」と名付けられたLEDで、水面に浮かぶと点灯する仕組み。太陽光パネルで蓄電・発電し、使用電力はゼロという。