TOHO-NEWS 2012年5月8日 印刷
2012年 5月 08日(火曜日) 11:37

<原発事故想定マップ>

河村市長、原発事故想定マップ要請 名古屋

名古屋市の河村たかし市長は7日、経済産業省で中根康浩政務官と会い、政府が再稼働方針を示している関西電力大飯原発3、4号機で事故が起きた場合の影響を示す「放射能ハザードマップ」を作るよう要請したと各紙が報じた。河村市長は大飯原発で事故があると「どう飛散するかが分からないと準備もできない。そんな状況の中で再稼働に爆走するのは市民をなめとる」と抗議したという。

 

<改良型H2Aロケット>

三菱重工 改良型H2Aロケット打ち上げ2014年以降に

各紙によれば三菱重工業は7日、推進力を大幅に高めた国産基幹ロケット「改良版H2A」が平成26年にも打ち上げ可能になるとの見通しを明らかにした。改良型は現行型の「H2A」に比べ燃料が節約でき、放送衛星など、より重量の重い人工衛星を打ち上げられるのが特徴。改良型の投入で、出遅れていた商業用をてこ入れし、ロケット市場を席巻している欧州やロシアのメーカーを追い上げるという。

<エルピーダ買収>

エルピーダ買収で米マイクロンが優先交渉、2000億円以上提示

会社更生手続き中の国内半導体大手エルピーダメモリが支援企業として米半導体大手マイクロン・テクノロジーを選定したことが分かったと各紙が報じた。7日から優先交渉に入り、マイクロンによるエルピーダ買収に向けた詳細な条件など詰めの協議を進める。両社は今月中にも正式に契約する見通しという。

 

<スマホで肌測定>

スマホで肌の状態を測定 富士通研究所が開発

富士通研究所は7日、スマートフォンのカメラを使って人の肌の色を正確に測定する新技術を開発したと発表した。新たに考案した、基準色を配列したカードと一緒に肌を撮影することで、照明などによる色ムラを自動的に補正できる。従来は化粧品店などで専用の機械を使う必要があった。

 

<情報セキュリティ・コンテスト>

情報セキュリティー技術者育成へ 技術者不足

各紙によれば経済産業省は、企業などを狙ったいわゆるサイバー攻撃の被害を防ぐため、今年度、情報セキュリティーの技術を競うコンテストを新たに設けて、技術者の育成を本格化する。国内企業のシステムがウイルスに感染する被害が相次ぐなど、いわゆるサイバー攻撃の脅威が年々高まる一方、情報セキュリティーに精通した技術者は不足しているという指摘がある。