南海トラフ、犠牲30万人も 発生時刻別に被害推計 印刷
2012年 5月 30日(水曜日) 10:59

南海トラフ」の巨大地震対策を検討する政府の作業部会は29日までに、被害推計を冬の午前5時、秋の正午、冬の午後6時―など複数で設定し、試算する方針を決めたと各紙が報じた。就寝、職場への人の集中、暖房や調理での火の使用などで被害の拡大が予想される時間帯。主査の河田恵昭関西大教授は「真夜中なら犠牲者が30万人を超えてもおかしくない」としている。30万人は、国が2003年に想定した死者数約2万5千人の10倍超。

最終更新 2012年 5月 30日(水曜日) 18:11