ES細胞から網膜、理研チームが世界初 印刷
2012年 6月 15日(金曜日) 13:09

様々な種類の細胞に変化できる人のES細胞(胚性幹細胞)から、立体的な構造を備えた網膜組織を作り出すことに、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター、住友化学の研究チームが世界で初めて成功したと各紙が報じた。今後5年間かけて動物実験で治療効果を確かめ、臨床研究の開始を目指す。網膜色素変性症の患者に移植すれば、失明後も光を取り戻せる可能性があるという。