有期刑上限を5年延長 少年法改正要綱―法務省 印刷
2012年 9月 05日(水曜日) 00:00

法務省は4日、成人に比べて少年の犯罪の量刑を軽くしている規定を見直す少年法改正案の要綱をまとめたと各紙が報じた。有期刑の上限を5年延ばす内容。少年犯罪の厳罰化を求める声を受け、検討を進めていた。7日に法制審議会に諮る。現行少年法は、成人であれば無期刑となる事件について、18歳未満は10~15年の有期刑を科すとしている。これを10~20年とする。裁判時に20歳未満の少年に有期刑を科す場合の不定期刑に関しても、最長10年を15年に引き上げる。