関西、四国など6社マイナス 上期の電力販売、全国10社では横ばい 印刷
2012年 10月 22日(月曜日) 17:56

電気事業連合会が19日発表した2012年度上半期(4~9月)の電力需要実績(速報)によると、電力10社合計の販売電力量は前年同期比横ばいの4223億2800万キロワット時だったと各紙が報じた。夏場の気温がおおむね高めに推移したが、原発停止を受けて節電の数値目標が設定された関西電力や四国電力など6社が減少し、全体の伸びが抑えられた。東日本大震災前の10年度上半期と比べると7.8%減だった。会社別では、震災後に落ち込んだ反動で東北電力が6.7%増、東京電力が2.4%増となるなど4社がプラス。一方、関電は3.7%減、四国電は3.5%減、九州電力は2.1%減となった。