銚子沖に巨大風車 着床式、沖合で国内最大 洋上発電年明け稼働 印刷
2012年 10月 23日(火曜日) 00:00

銚子市名洗町の沖合3.1キロに実証研究用の洋上風力発電機設備が完成し、22日に巨大風車と周辺環境の観測タワーの報道関係者向け現地見学会が行われたと各紙が報じた。海底に土台を固定する「着床式」で沖合に設置された洋上風力発電では国内最大。出力2400キロワットは一般家庭1200世帯の電力が賄える。試運転を経て来年1月に発電を開始し、2015年3月まで研究が行われる。風車は海面から高さ約126メートル、羽根の直径は92メートル。東日本大震災の影響で工事が一時中断し、研究期間が1年延長されたという。