放射性物質拡散予測、6原発で試算に誤り 原子力規制委が訂正  印刷
2012年 10月 30日(火曜日) 00:00

原子力規制委員会は29日、今月24日に公表した各地の原発で過酷事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測をめぐり、東京電力柏崎刈羽原発や九州電力玄海原発など6原発の予測結果に誤りがあったと発表したと各紙が報じた。他の4原発は日本原子力発電東海第2原発、敦賀原発、北陸電力志賀原発、九電川内原発で、いずれも放射性物質が拡散する方角がずれていた。予測の基となるデータを提供した電力会社の指摘で発覚した。規制委は「地元に混乱を与えて大変申し訳ない」と謝罪し、関係自治体に内容を説明したという。