大型バスに衝突被害防ぐ「自動ブレーキ」装着義務化へ 国交省 印刷
2012年 10月 30日(火曜日) 00:00

高速ツアーバスなどの事故が相次いでいることを受け、国土交通省は、大型バスに衝突被害を防ぐ、「自動ブレーキ」の装着を義務化する方針であることがわかったと各紙が報じた。

この自動ブレーキは、レーダーなどで前方を検知し、前を走る車に急接近したり、衝突しそうな場合は、自動的にブレーキがかかる装置で、国交省はすでに、20トン以上の大型トラックへの義務化を決めている。大型バスについては、これまで義務化を見送ってきたが、関越道で46人が死傷した高速ツアーバス事故を受け、12年7月に強化された安全基準で、前方のいすに衝突しても大きなけがをしないよう、衝撃を吸収する構造にすることなどが義務づけられたため、安全性に問題はないと判断したという