麻生・リプトン会談、IMFとして「日本の政策をサポート」 印刷
2013年 2月 07日(木曜日) 00:00

財務省幹部によると、来日中のリプトンIMF筆頭副専務理事は6日午後、麻生太郎財務相を表敬訪問し、デフレ脱却に向けた安倍政権の政策の方向性を支持する考えを表明したと各紙が報じた。会談では為替の話は全くなかったとし、通貨安競争に対する懸念の表明もなかったという。安倍政権発足後初の会談では「IMFとしてアベノミクスに関心をもっている」との問いかけに対して、麻生財務相が現政権の経済政策の考え方を解説。リプトン氏からは、デフレ脱却を目指す現政権の政策の方向性をIMFとしてサポートしていきたいとの認識が示されたという。