スプリンクラー設置基準、強化を検討 総務相 印刷
2013年 2月 13日(水曜日) 00:00

新藤総務相は12日の閣議後の記者会見で、長崎市の認知症グループホーム「ベルハウス東山手」で4人が死亡した火災を受け、福祉施設でのスプリンクラー設置基準の強化を検討することを明らかにしたと各紙が報じた。スプリンクラーを巡っては、2006年に長崎県大村市のグループホームで起きた7人死亡火災をきっかけに消防法施行令が改正され、設置の義務が、従来の延べ面積1000平方メートル以上の施設から同275平方メートル以上に拡大された。しかしベルハウス東山手は同約270平方メートルで、対象外だったという。