陸前高田の一本松、故郷へ戻る 震災2年前に  印刷
2013年 2月 13日(水曜日) 00:00

東日本大震災からの復興のシンボル、岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の復元作業が大詰めを迎え、基礎となる幹の一部を元の場所に立て直す工事が12日から始まったと各紙が報じた。震災発生から2年となる3月11日までには、立ち姿がよみがえるという。この日はコンクリートで補強した地盤に、防腐処理を終えた幹の根元部分(高さ約8メートル)を植え込む作業。残りの幹や枝も2月下旬から順次搬入。つなぎ合わせ、以前と同じ約27メートルになるという。